ファスティング中に頭痛？
ファスティングすると頭痛が起きるという方、実は結構いるんです。
私も頭痛が出る時があります…
頭痛だけでなく、眠気、だるさ、ひどい時は吐き気なども。
これらの反応は、ファスティング中に起こる好転反応による症状だといわれています。
ファスティング中には様々な症状が起きることがあります。
ですが、実際におきてしまうと不安になり、ファスティングを中断してしまう方も少なくありません。
こういったこともあり、ファスティングは自己流ではなくプロと一緒におこなうのをおすすめします。
頭痛が辛いと、病的な頭痛なのかファスティング中の一時的な症状なのかどうか不安になることがありますね。
ファスティング中に起きる頭痛などの症状はいわゆる「好転反応」である可能性があります。
好転反応反応とは、症状が改善するときに一時的に起きる症状です。
中には空腹による低血糖による症状である可能性もあり、そのまま無理に続けると危ない場合もあります。
ファスティングをすると
なぜ頭痛がおきるのか？
好転反応は次の4段階があると言われています。これはマッサージなどの施術でもありますね。
①弛緩反応 《ゆるむ》
排出された毒素や老廃物が血流にのって全身に運ばれることにより、さまざまな症状が現れる時期です。
体の機能や自律神経が乱れた状態から整った状態へと戻ろうとしていることが原因とも考えられています。
②過敏反応 《ていこう》
老廃物や代謝物が排泄されたことで、体の衰えていた機能が覚醒することによって急性の症状が生じる時期です。
一気に変化することで症状が悪化していると感じることもあります
③排泄反応 《だす》
老廃物の排泄のために排泄機能が活性化する時期です。さまざまなデトックスが行われ、皮膚からも血液中からも老廃物の排泄が活発になります。
④回復反応 《かいふく》
滞りが改善されて、全身に血が巡るようになる時期です。血流が促されることで代謝が高まります。
頭痛の症状は、とくにファスティング1〜2日目くらい、また回復反応が出る頃にも起こりやすいと言われています。
新月ファスティングだと1〜2日目の方がほとんどです。
個人差があるため時期によって判断することは難しいですが、好転反応の可能性があることを知っておいてください。
ですが、あまりに症状がひどい場合には危険な低血糖である可能性もあります。
空腹による血糖値の変化によって頭痛が起きることもあります。
ファスティングで食事をとらなくなり、血糖値が急に低下すると頭痛が起こることがあるのです。
そして、血液中の血糖の低下を補うために、血液中にケトン体が大量の放出されることで頭痛や眠気、倦怠感などが起こるとも言われています。
＊普段から頭痛持ちの方は、空腹時の頭痛を感じやすいとも言われています。
この反応も「好転反応」の一つと見ることもできますが、フラフラする、ひどいめまいがする、生あくびが出る、冷や汗が出るなどの症状もあるようであれば、無理をせずに一旦ファスティングを中止して、糖質を補うなどをします。
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